クラウドキャスト株式会社 (本社 東京都港区、代表取締役 星川高志、以下「クラウドキャスト」) の経費精算サービス「Staple (ステイプル)」が、このたび2017年度グッドデザイン賞 (主催:公益財団法人日本デザイン振興会) を受賞しました。Stapleは業務中心ではなく「ヒト」を中心にした製品デザインで、バックオフィスの効率性だけでなく、同時に主役である従業員の使い勝手をより追求しました。その成果として、業務シーンに調和するモダンなデザイン性を実現し、今回外部機関からの高い評価をいただきました。当社では今回の受賞を契機にStapleの販売拡大を図るとともに、ものづくりにおけるデザインの活用を積極的に推進し、ブランドイメージの向上に務めてまいります。
製品名称
経費精算サービスStaple (ステイプル)
https://staple.jp
製品概要
Stapleはビジネスを強くする「21世紀型」クラウド経費精算サービスです。スマートフォン・交通系ICカードを使った従業員の経費申請と上長の承認から、経理部門の事務処理までをクラウドで一元管理し、経費精算の手間を1/10に削減します。これまでの紙・表計算ソフトをベースにした20世紀型の経費精算システムとは違い、エンドユーザーファーストのスマートフォン/AI (人工知能) に最適化したプロダクトデザインにより、個人と中小企業における「働き方改革」を推進します。
デザインが生まれた理由/背景
日本の少子高齢化を考えると、国内99.7% (381万事業者、3,361万従業員) を占める中小企業全体の生産性向上は必須であり、国として取り組む重要な社会的課題です。弊社のミッションはホワイトカラーの「生産性革命」であり、その中で特に経費精算は「非効率の塊」と捉え、自分たちがテクノロジーとデザインの力でそれを解決できる一番近いポジションにいると考えています。この経費精算を変革することで、企業活動の主役である従業員の「働き方の改革」とキャッシュフロー経営による「経営の健全化」を同時に実現し、グローバル競争力を中小企業全体で高めることができます。
デザイナーの思い
従業員の多様化するワークスタイルに合わせ、外出先や公共交通機関での移動中はスマートフォン、オフィスやカフェではPC・Macの広い画面とマルチデバイスでの最適化を行いました。場所やデバイスだけではなく、さらに従業員の役割による適材適所の「ヒト」を中心にしたデザインを実現しました。また、独自開発した交通系ICカード読取サービス「Staple リーダー」や他社API連携を組み合わせる「Staple コネクト」により自動化を進め、入力作業が従来システムより10倍早くなりました。管理側でも自動会計仕訳や自動振込による効率化、ダッシュボード機能によるキャッシュフローの早期見える化が可能となりました。さらに、AIやチャットボットの活用を積極的に進め、生産性と迅速な意思決定を支援します。
グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」に出展
本年11月1日(水)から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」において、Stapleが本年度受賞デザインとして紹介されます。
GOOD DESIGN EXHIBITION 2017
会期:11月1日(水)〜11月5日(日)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
http://www.g-mark.org/gde2017/
【クラウドキャスト株式会社の概要】
クラウドキャスト株式会社は、「中小企業の生産性革命」をコンセプトに中小企業における業務効率を、ITを通して実現すべく取組んでいます。現在は、経費精算サービス「Staple」を中心に、今後より多くのサービス展開を行ってまいります。我々のミッションは「Power to the Crowds」、既存の枠組みにとらわれない、新しい発想で世界を変革する「個」を応援することです。
会社名: クラウドキャスト株式会社
代表者: 代表取締役 星川 高志
所在地: 東京都千代田区大手町1−6−1 大手町ビル4階 FINOLAB
設立日: 2011年1月
資本金: 4,370万円
加盟団体: 一般社団法人Fintech協会
URL: http://crowdcast.jp/
【グッドデザイン賞とは】グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/